脳が必要十分に活性化している状態。
すなわち末端で起きていることが直ちに脳に伝えられ、それに対して脳の指令が各器官に適切に働くよう瞬時に末端に至るまで伝達され、その指令を受けた各器官が適切に働けている状態。
人間の体をコントロールする機構は、神経系による伝達と内分泌系(ホルモン系)による伝達があり、ホルモン系は血液経由で伝達されます。
さらに、この二つの伝達経路もうまく機能していなければなりません。
脳がしっかり機能していないと末端の状態に対応できず機能は低下、または機能異常を起こし、神経は疲弊し組織は衰弱、やがて組織の変性、萎縮を起こす事になります。
もう一つは水分(体液)です。
水分は体の60%を占めています。この水分、すなわち血液・リンパ液・脳脊髄液などのすべての体液は、いつでも滞る事無く循環していなければなりません。
体液の滞っている場所が、その人の疲労している場所であり、機能が思うように発揮できない場所、つまり疾病や障害の場所またはその原因になっていると考えられます。